日本国内(北海道)でオーロラが観測されたという記事を見て、デジタル社会における実体験の価値について想う

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オーロラが見えるということ

こんにちは、本ブログ記載主のトーターです。

何気なく見つけた記事ですが、日本の北海道にてオーロラが観測されたというものがありました。

 外部記事:「低緯度オーロラ」を陸別町で観測 ことし2回目(NHK NEWS WEB)

私は知らなかったのですが、今回が初めてではなく、過去にもこういうことがあったようですね。

昔は、オーロラを自分の目で見ようとすると北極圏のような緯度が高い地域(海外)に苦労して行かなければならなかったと思うのですが、もしかすると日本国内でも普通に見られるようになる未来があるのかもしれません。

オーロラの発生は太陽活動と関係があるようなのですが、その活動周期等を先読みして国内オーロラ鑑賞ツアーを組んだりとか…ありえないことではないですね。

オーロラを見るという体験の価値とは

オーロラの話を見ていて思ったのですが、最近はライブ中継が普通になってきたり、仮想世界であらゆる非現実的な現象を再現できたりと、実体験ではない仮想的な体験が世の中に広まってきていまして、もしかすると実体験の価値というものが段々変化していっているのかもしれません。

例えば、オーロラの話で言いますと、カナダまで行ってオーロラを鑑賞するツアーがあったとして、
「ライブ中継で見られるからわざわざ行かなくてもいいや」
という人がいたり、
「ゲームの世界でオーロラなんて見飽きているから本物にも興味ない」
という人がいたりして、20年前よりはツアー参加者は減っているかもしれません。

特定の人たちにとって、オーロラを直接見るという体験の価値(魅力)は低下していると言えます。

しかし逆の観点では、ツアー参加者が減ることによってツアー参加料が高額になったり、経験者が減ることによって社会におけるレア度が増すことも考えられます。

そう考えるとこの体験の価値が上昇していると見ることもできますね。

これからもなるべく実体験を重視

そんなこんなで、デジタル技術の進歩によっていろいろな物(こと)の価値が変動していっているのだろうなあと改めて感じた次第です。

個人的には、メタバースの技術がどんどん進化していって仮想的な体験もいろいろと出来るようになると面白いだろうなあと考えていますが、それでも「実際に自分の目で見て体験する」という事にはどこか別格の価値があると感じています。

ですので、これからも自分でどんどん歩いて旅行・観光に行きたいと思います。

…そのうち、仮想現実の発展によって仮想か現実かがわからなくなるような世界になるかもしれませんが。
某映画みたいに。

それではまた。