台風2号による大雨でいろいろと被害が出ているニュースを見て、子ども時代と比べて気候が変化していることを察する近年

台風2号による大雨でいろいろと被害が出ているニュースを見て、子ども時代と比べて気候が変化していることを察する近年の画像

台風2号はとても強いようです

こんにちは、本ブログ記載主のトーターです。

ご存じの方も多いかと思われますが、強い勢力の台風2号が日本に来ていまして、色々と被害が出たりこれから出そうだったりしているようです。

例えば以下のようなニュースがありました。

 外部記事:中央道で斜面崩れ通行止めも…台風2号等による大雨で交通機関に影響 東海道新幹線は一部区間で運転見合わせ

新幹線とかも運転を見合わせたりしているようですね。

交通機関に影響が出ると、床下浸水とか土砂崩れとかの水害とはまた別の方向でみんなが困ってしまう事態になり、その影響範囲はかなり広いものとなっていそうです。

このようなニュースを見たり、直接的な洪水とかの水害のニュースを見たりすると最近思うのですが、明らかに子どもの頃に比べて雨関連の災害が増えてきているような気がします。

昔はこんなに災害が頻発していなかったような…?
単なる気のせいでしょうか。

データからわかること

気になりましたので、本当に最近は水害がよく発生しているのか、どこかにデータが示されていないかを調べてみました。

なかなか目当てのものはなかったのですが、インターネット上をしばらく探していると以下のデータを発見。

 外部サイト:水害レポート2021(国土交通省)

私が知りたかったことは、5ページ目あたりにある以下のグラフに示されています。

端的に説明しますと、大雨(1時間降水量50mm以上)が降った回数が数十年前より増えてきているというグラフです。

1976~1985の10年間で226回、2012~2021年の10年間で327回なので、大雨は1.44倍に増えた、という理屈ですね。

この「約1.44倍」という数字、私の感覚ではもっと増えていてもおかしくないのですが…まあこれが実際のところなのでしょう。

また、大き目の災害には「R2.7 豪雨」のようにコメント書きが入っているようですが、これは最近頻度が上がってきているようで、昔の倍以上に見えます。

これは私の直近の感覚に合致するところですね。
とにかく近年は水害が多いイメージですので、「倍以上」と言われても違和感はありません。

改めて気を付ける

水害が激増していると感じているのは単に私の思い込みだろうかと考えたりもしていたのですが、実際にデータで示されているのを見つけて、ただの思い込みではなかったことが証明されたと思います。

なんにしろ、大雨は増えているということですので、これからも想定できる被害には注意していきたいと思います。

それではまた。