日本の人口減少のニュースと自身が直接目にする景色はおおよそリンクしている

日本人口の推移
こんにちは、本ブログ記載主のトーターです。
いやー、定期的にニュース記事で取り沙汰されては私も律儀に開いて内容を確認して色々と考え込む…といったタイプの記事のうちの1つですが、日本の出生数とか人口減少についての新しい記事がまた出ていましたのでその話をしようと思います。
はい、以下の記事がそれです。
外部記事:日本の総人口減少幅、過去最大の89万人…14年連続減の1億2380万人
内容を簡単にまとめますと、以下のようになります。
- 日本の人口が、一年で89万人減った。これは過去最大。
- 人口が増加した都道府県は、東京都と埼玉県だけ。
- 人口増加の都道府県も、他からの転入者が多いだけ。
- 人口減少率が1%以上の都道府県は、18県もある。
- 外国人は増えている。
とにかく人口が減ってます。バンバン減ってます。
上記のニュース記事内に増減の推移グラフも載っていますが、まさに加速度的に減っています。
指数関数的なグラフと表現すれば、数学に詳しい人ならイメージしやすいかもしれません。
日本人口が一億人を割るのは本当に時間の問題ですね。
インパクトをイメージ
一年間で89万人減ったということですが、これって県が丸ごと一つ無くなっているような規模です。
例えばこういうサイトで都道府県別の人口を確認してみますと、人口ランキングの39位が秋田県の89万6千人で、40位の和歌山県、41位の山梨県と続き、最後の47位は鳥取県の53万1千人です。
日本の47都道府県のうち9つは人口が90万人以下で、一年間で日本人口が89万人減るということはこれらの県が1つ無くなるということに匹敵するということですね。
こう考えますとかなりのスピードです。
9年経てば、上記の9つの県が全部無くなるという話でもあります。
当然ながら、実際は1つの県に集中して人口減少が起きるという話ではなく日本全体から(おおよそ)満遍なく減っていく感じになるかと思われますが、それでもこのように考えることで事の重大さをイメージすることはできますね。
まあ…だからと言って「出生数を増やす対策をすべき!」と持論を展開するつもりはありません。
すでにこのブログでも何度か言及していますが、ここから急回復するのはどんな施策を練ろうが無理だからです。
今の少子化の原因からしてもどうしようもありませんし、そもそもこれほどまでに減少に勢いが付くと止められるものではないでしょう。
ですので、「どのように受け入れるか」が大事ですね。
体感的にも
さて、街中を眺めてみますと、見かける人の平均年齢が確かに上がっているような気がします。
子どもや若い人は少なく、アラフィフや更にご年配の方々は多くなっている印象です。
「日本全体として少子高齢化が進んでいる」という前情報があって、それによって世の中がそう見えているだけという説明もできるかもしれませんが、おそらくそんな前情報がなくても同様の感想を持つような気がします。
それくらい、明確に若者が減っている…。
もしかしたら渋谷のセンター街ですら高齢化しているかもしれませんね。
都心に住んでいてもそういう感想を抱くのですから、地方では更に顕著な傾向が見られることは想像に難くあり
ません。
この流れで街中から活気が失われていくのでしょうか。
かと言って、外国人が大量に入って活気を出すという作戦はやめてほしいところです。
弊害の方が目立っているようですからね。
それではまた。
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