映画「ぶぶ漬けどうどす」を観て、文化はどんどん上書きされていくという現実を想う

コメディ映画
こんにちは、本ブログ記載主のトーターです。
久しぶりに、映画館で映画を観てきました。
優待券を結構余らせていましたので、それらを消費するという目的(モチベーション)もありまして、時間を作って観てきたという感じです。
観てきたのは、「ぶぶ漬けどうどす」というタイトルの映画で、京都を舞台にしたコメディものです。
外部サイト:6/6(金)公開|映画『ぶぶ漬けどうどす』公式サイト
観た感想は…うーん、なかなか表現が難しいですが、少なくともいわゆる「コメディ」に分類するほど面白おかしい感じではありませんでしたね…。
公式サイトでは「シニカルコメディ」という言い方もしていますが、それもちょっと何か違うような。
自分の中での総合評価を出すのが難しいです。
人によっては、何を言っていいかよくわからず「つまらなかった」という極論に落ち着くかもしれません。
思ったり思わなかったり
評価はさておき、いくつか思うところはありました。
まず、人の行動や感情に、共感できませんでした。
「なぜそのような行動を取るの?」とか「なぜそこでそんな感想が出てくるの?」とか、不思議に思う箇所がいくつかあり、それは単純に私が登場人物をよく理解できていないだけなのかもしれないのですが、とにかく違和感が先に立っていました。
架空の世界であることが前面に押し出されている作品でしたら別に違和感があっても「それはそういうものだ」となりますが、今回の映画は現実の京都を舞台にしていますからね…。
まあ、すんなりと楽しむことができなかったというわけです。
あと、京都の町の移り変わりについて描写されているところが結構あったのですが、そこは興味深かったですね。
あまり書くとネタバレっぽくなりますので控えますが、京都という強烈な文化を持った地域でさえ移り変わりがあるという、当たり前と言えば当たり前の話がうまく展開され、制作者サイドが伝えたかったことの1つがこういうことなんだろうなあと。
移り変わりと言うよりも、「上書き」が近いかもしれませんが。
そういった現実を前にして幾ばくか考えを巡らせたりもしましたので、そういうのを想起させてくれたという点では観て良かったなあと思いました。
今後の予定
優待券ですが、最初に言いましたように結構余らせていますので、映画をちょくちょく観に行かなければなりません。
いくつか候補がないこともないのですが、私の興味(好み)にドンピシャなものが今は無く、悩ましいところではあります。
まあどんな作品も、観たら観たで何かしら得るものはありますので、どうせなら全く興味を惹かれないものを勢いで観てみるという作戦も…!
…時間がある時ならいいですが、忙しい時期では心の余裕的によくないかもしれません…。
それではまた。
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