航空機減便は痛手なのか好機なのか

中国の航空便
こんにちは、本ブログ記載主のトーターです。
年の瀬も迫り、年末年始の旅行を計画されている人もそれなりにいらっしゃるでしょうが、中国の航空便に関しましてちょっと気になるニュースが流れていますね。
例えば以下のニュース記事です。
外部記事:中国、2千便超欠航と報道 来年1月、日本行き航空便
政治的なあれこれがあるらしいですが、そのあたりは置いておくとして、中国から日本への空路がかなりの数欠航しているという話です。
年末年始の便の話だったり、来年1月中の話だったり、いろいろとニュースにて報道されていますが、今のところこの減便の傾向は続いて行く見通しのようですね。
そうなると気になるのは日本への影響です。
メリットとデメリットは
素直に考えますと、インバウンドによる経済効果の面でデメリットがありそうな気がします。
観光地での売り上げにマイナスの影響がありそうです。
ただ最近の傾向としましては、昔あった爆買いみたいなものも最近は無いようですし、中国経済の低迷による貧困層の増加なども聞こえてきたりしますので、インバウンド消費への影響は限定的なのかもしれません。
あと、経済面以外の話になりますが、例えば先ほどリンクを出したニュース記事のコメント欄を見ますと「来日客が減るのは良い傾向だ」と主張するものが大多数を占めていました。
いわゆるオーバーツーリズム(観光地に観光客が過度に集中することで、地域社会や環境に悪影響を及ぼす現象)を懸念するものでして、経済的なデメリットよりもオーバーツーリズムが無くなることのメリットの方が影響度合いが大きいと見る向きですね。
インバウンド消費によって恩恵を受けている人、百貨店や量販店の関係者などは少数派でしょうから、全体の意見の傾向がこのようになるというのは納得のいくところです。
マナー的なことがよく言われますしね。
どちらが大きいか
私は10月頃に中国旅行に行ってきましたが、その頃は今みたいな情勢ではありませんでした。
なんだかんだと変な空気になる前に行けていて良かったのかもしれません。
と言いますか、日本から中国へのツアーなども減っているのでしょうか?
そうなると中国の観光地における経済的デメリットもそれなりに大きいことになっていそうですね。
まあお互いに影響はあるわけでして、そうなりますとどちらがより悪影響(メリット量 - デメリット量)を受けるかの比較みたいなものも考えないといけないのかもしれません。
今のところ日本側はメリットが大きそうな雰囲気も感じられますが、果たして…。
それではまた。







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